リミテッド株式会社:お問合せはこちら
TEL:03-5206-2623 / MAIL:info@limited1.jp

PR会社・リミテッドPR|HOME > メルマガ「PR教室」 > PRノウハウ・ハウツー > 新聞休刊日のなぞ

PRノウハウ・ハウツー

新聞休刊日のなぞ

テーマ:新聞休刊日のなぞ

なぜ新聞は一斉に休むのか?

最近、複数の方から、こんな質問をいただきました。
「なぜ日刊新聞はいつも同じ日に休むのでしょうか?」

ある方はこんな理由から、疑問を抱いたのだそうです。

「どのサービス業でも、競合他社との差別化のため、利用時間をずらした
り、増やしたりしています。24時間営業のスーパー、夜まで、土曜も診察
する医院など・・・。
1年365日、休まず新聞を届けます!という新聞社が、一社くらいはあ
ってもいいのでは?」

なるほど。いわれてみれば、そのとおりですね。
なんとなく誰もが疑問に思いつつ、そういうものだ、とされてしまっている
「常識」を疑ってみよう、という姿勢に共感したので、わかる範囲でご説
明します。

私はご存知の通り、元日経新聞記者ですが、学生時代に朝日新聞で新聞配
達をしていたこともあります。その経験から、と受け取ってください。

販売店の都合

一番の理由は、新聞を配達している人に休日を与えるためです。
新聞販売店は、特に地方では、複数の新聞社の販売を扱っています。もし新
聞社ごとに休みが異なると、結局休めないので、一斉に、となります。

かつて新聞配達員もしていたので、連休になる休刊日は、体を休めるのに、
とても助かった記憶があります。冬でも毎朝5時起き。まだ真っ暗です。夜
はチラシ入れ、土日は集金。ときに新規開拓の販売活動もありますから。

なんといっても、日本の一般新聞は世界でもまれな、朝と夕の二回発行(世
界の常識はどちらか1回のみ)体制をとっています。

また、わざわざ自宅まで配達する(世界の常識はスタンド売り)のも、日本
だけ。ともに、販売店・配達員には相当な負担がかかります。

世の中に、週休2日が普及するようになり、販売員にも休みを、となった
わけですね。昔はほとんど休みがなかった。

なお、新聞販売店はほとんどが新聞社経営ではなく、FC店なので、独立し
た自営業者です。したがって、販売員も新聞社の社員ではなく、店の従業員
にすぎません。

重労働をやりたがらない人が増え、人探しに苦労するなどの理由も、影響し
ているかもしれません。

記者は休まない

とはいえ、休刊日でも、記者はまったく関係なく取材しています。世の中が
動く限り、報道の活動は続きます。

ただ、記者時代に、せっかくの特ダネが休刊日のため、掲載できなかった、
1日遅れた、なんてこともありました。

休刊日の前に大きな記事がちょくちょくでるのは、現在進行形のネタをとり
あえず突っ込もう、とするからなんですね。休んでいる間に、テレビなどに
抜かれるのが怖いのです。

こうした事情によって、新聞休刊日が設定され、その日数は増える傾向にあ
ります。とはいえ、今やインターネットを使えば、さまざまな情報を年中無休
で24時間、好きなときに世界中から調べられます。

もちろん、印刷代も紙代も配送代もかかりません。新聞社は、その取材力、
見識、人脈などにおいて、他のメディアの追随を許しませんが、販売などの
形態は今後変わらざるを得ないかもしれません。


日経新聞にこう売り込め!


テーマ:新聞のなぞアレコレ

新聞の素朴な疑問アレコレ

前回掲載した「新聞休刊日のなぞ」には、
たくさんの「面白かった」「もっと知りたい」との声を
いただきました。

そこで、他にいただいた質問の数々に、
わかる範囲でお答えすることにしました。

Q1.スポーツ新聞って、なぜスポーツ以外の記事も載っているのに、
「スポーツ」といういちジャンルだけで命名されてるんでしょう?

A.確かに、今では「エンタテイメント新聞」といってもよさそうな、
幅広い内容ですよね。
なのに、「スポーツ紙」と呼ぶのは、初めにプロ野球の報道からスタート
した媒体のためです。今ですら、相当のスポーツ紙は野球ファンで支えら
れているのです。
  
プロ野球から始まって、他のスポーツに広がり、さらに、ギャンブル、
レジャーへも進出。読者層の拡大を狙って、手を広げて、今に至る、
というところでしょうか。

Q2. 北朝鮮の核実験で号外が発行されていました。
「号外」って、いつでるんですか?

A.新聞休刊日です(笑)。あとは、「秋篠宮家に長男誕生!」など、
特別なニュースのあったとき。
 新聞社で印刷している間に、インターネットで瞬く間に情報が広がる時代
なので、もうこれは新聞の古きよき時代の遺物ではあります。

 ただ、休刊日にでるときは、直接関係のない記事まで載っていることもあ
ります。ついでに、押し込んでいる感じアリ。

ちなみに、号外、英字新聞、海外での発行などは、新聞社の広告宣伝行為、
に近いです。ビジネス的には大赤字なのに、やめられない。


販売の現場は

Q3. 週末にやってくる「新聞とってくれませんか?」の販売員の方たちも、
大変そうですが、休みはどうしているんでしょうか?

A.彼らは、新聞拡張員といって、新聞社の社員ではなく、また販売店の従
業員でもありません。

1人1人独立しており、拡張団というものを組織し、各地を転々としながら
新規開拓のみにあたり、売上げを挙げると、その地域の販売店からギャラを
もらう仕組みになっています。

最近は購読獲得合戦もそれほどでなく、チケットや洗剤程度しかもらえませ
んが、昔は、A紙とY紙などはとくに激しく争い、鍋・釜、はては電子レン
ジなど高額品が宣伝材料として飛び交い、「インテリが作って、ヤクザが
売る」とまでいわれていました。

Q4.休刊日でも仕事をされる新聞記者の家庭はどうなってるんでしょう?
家庭サービスは無縁なのか、家族旅行でもしてフォローしてるのか。。。

A.はっきりいって「母子家庭」状態です。
 子供の寝たあとに帰宅して、学校にでていったあと、起床しているので。
新聞記者に限ったことではないでしょうけれど・・・

最初からその覚悟で一緒になってくれる女性(男性)でないと厳しいでしょうね。
逆に考えれば、高給取りなのに忙しくて不在なので、妻子ばかりで
自由に消費につぎ込める?といえないこともありません(笑)

「亭主元気で、留守がいい」なんて、川柳もありましたっけ。

Q5.少子高齢化でそもそも新聞配達をする人材の確保に困っているという
実態はないのでしょうか?

A.これは深刻な問題のようです。
 私が配達員をしていた頃は、もっぱら日本人の若い男性ばかりでしたが、
次第に女性が増え、不況で年配者が増え、それでも足りずに、日本人以外も
どんどん進出しているようです。

配達に使う貨物自転車って、頑丈な分、重いんですよね。あの前カゴと後ろ
の荷台に新聞を200部も積むと(しかも折込チラシが満載)、もうヨロヨロ
してしまい、ハンドルをコントロールできずに、転んだことも一度や二度で
はありません。

雨の日に転ぶと、新聞がダメになってしまうので、また店に戻って積み直し
て。泣きたくなりました。(経験談)


日経新聞にこう売り込め!


これらの内容はメルマガと連動しています。
メルマガの登録はこちら。

3分でわかる!広告の達人
〜3分の1の予算で3倍の効果

日本経済新聞記者出身、もと菅直人前首相ブレーンの、マスコミの裏まで知り尽くしたコンサルタントが、知恵と汗と脳力(能力ではない)を使った、最小予算で最大効果をあげる広告・PRの手法を紹介します。発行部数10000部(まぐまぐ8000部+自社配信2000部) 経営者、広報・宣伝担当者の方、まだムダなお金を使っていませんか?

お名前 姓: 名:
メールアドレス
最新号サンプルはこちら]