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社長日記

代表の伊藤が、これまでメルマガ「広告の達人」の中で、好奇心のままに書き綴った、 時事問題・政治・IT・旅行・スポーツ・ビジネスなどのエッセーをまとめています。

テーマ:アフガン体験記その4「銃を撃つ」

自動小銃の練習>


ソ連(現ロシア)製のカラシニコフAK74を渡され、連れて行かれたの
は、キャンプの裏にある野原でした。

「まず構えからだ」
そういうとムジャヒディン(聖なる戦士の意味)の1人は、軽々と銃を構
えました。

見よう見まねで野原の向こうをむいて構えてみます。
右利きなので、右肩に銃床をあて、左手で銃先を支えて、右手を引き金に
添えます。構えてみると、単に両手で持ったときよりずっと重く感じられ、
思わず銃口が下を向いてしまいます。

「違う!もっと高く構えるんだ」
ぐいと銃を上向けられ、肩をしっかり固定するように姿勢を矯正されます。
背筋を伸ばして腰もしっかり気張っていないと、構えが固まらないようです。


連射の迫力に仰天>


「撃ってみろ」
といわれて、軽く引き金をひいたところ、
「タタッ!タタッ!タタタタタ!」
といきなり数発の玉が飛び出て行きました。

「それがフルオートだ。引き金をずっと引いていると、玉がなくなるまで
発射され続ける。1発ずつ撃ちたければセミオートに切り替えろ」
近くでなにやら話していましたが、しかし、私は彼のいうことなぞ、まっ
たく耳に入っていませんでした。

ただもうびっくり。
白い発射煙、飛び散る薬きょう、そして銃の反動。。。
玉がどこへ飛んでいったのか、まるでわかりませんでした。
発射の反動で右肩に銃床が強く当たり、痛みを覚えました。

構造が単純で扱いやすい、命中率が高く反動が少ないというのが、カラシ
ニコフAK74の特徴だそうですが、観光旅行のグアムやハワイでピスト
ルを撃ったことしかない程度の素人にとっては、まるで別世界の話でした。

ただ、バン!バン!などと漫画でよく書かれるような音ではありませんでした。
ピストルのようなパン!パン!でもありません。
もっと低く、乾いた音が意外でした。


生きて帰れないかもしれない>


野原の向こうに空きカンを置いて、
「今度はこれを狙って、1発ずつ撃ってみろ」
といわれました。

狙いを定めて何度かチャレンジしてみましたが、まったく当たりません。
とはいえ、主戦場になっているジャララバードは、キャンプからわずかに
1キロ。もし敵が攻めてきたら、この銃で立ち向かわねばなりません。

人を殺すことになったら・・・
いやその前に、殺されそうになったら・・・
そもそも目の前にいる彼らが銃を向けないとは限らない。

想像すると背筋がゾッとしてきました。
ここまで来て今さら何を言っているんだ、と思いながら、
軽率な行動を初めて反省しました。

「生きて帰れないかもしれない」


(つづく)

余談:
国境のパキスタン側にダッラという銃の村があります。ここは村の
産業が銃つくりのみというところで、ペンシル型で1発だけ撃てる使い捨
て銃から、ピストル、自動小銃、ロケット砲まで、なんでも道の両側で作
って売っていました。

ロケット砲の試し撃ちは1発50ドル。アフガンや
イラン、イラクはもちろん、日本の裏組織もここに買いに来ているそうです。
村の入り口でチェックはありましたが、基本的に誰でも行けます。

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