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社長日記

代表の伊藤が、これまでメルマガ「広告の達人」の中で、好奇心のままに書き綴った、 時事問題・政治・IT・旅行・スポーツ・ビジネスなどのエッセーをまとめています。

テーマ:インドみてある記その5

前回は、「インドみてある記その4」でしたね。
「きれいなデリーの地下鉄」「サラリーマンの足に利用」「映画館にびっ
くり」「世界一の映画事情」などでした。


深夜特急の旅

以前、NHK「そのとき歴史が動いた」で、マザーテレサの特集をしてい
ました。その昔、マザーを直接訪問し、「死を待つ人の家」などでボラン
ティアしたことなどを思い出しました。

今回のインド訪問では、ブッダガヤーなど仏教遺跡をたずねました。

デリーから深夜特急で、およそ10時間。
エアコンと弁当、おやつがついていましたが、三段ベッドの一番上とあっ
て、いったん登ったら、もう降りられない(笑)

ステップなどほとんどついておらず、ベッドの枠をつかんでよじ登るよう
にしなければなりません。しかも頭を上げるとすぐに天井にぶつかってし
まい、狭いことこのうえない。深夜にエアコンは肌寒くなり、毛布をかぶ
りました。

「インドで最も高価で、最も早い特急。なかなか予約がとれない」
とガイドは自慢していましたが、老人などどうやってはいあがるのでしょ
う?どうやら自動車ほど列車は進歩していない様子。独占企業ゆえの無競
争のせいでしょうか。日本の昔の国鉄みたいかも。

スピリチュアル・スポットへ

早朝5時ぐったりして、ガヤー駅に到着。
すぐに車で出発しようとするので、
「ちょっと待て。休憩させろ」
と主張し、駅の待合室でシャワーを浴びました。

これはインドの大きな駅はどこでもある「リフレッシュメントルーム」で、
ただの待合室でなく、仮眠できるベッドやシャワールームがあるのです。
切符を持っていれば入場できるので、疲れをとるのに大変有効です。
これは逆に日本でもあればいいのに・・・

やっとこさ人心地がつき、10キロ離れたブッダガヤーへ。

02年に世界遺産に登録されたそうで、十数年前にひなびた農村だった
(ブッダの時代とほとんど変わっていないといわれていた)ところは、一
大観光スポットに変貌していました。観光バスのターミナルやタクシー乗
り場が混雑し、みやげもの屋やホテルが立ち並んでいます。

「ずいぶん開けてきたなあ」
と驚きながら、客引きには目もくれずに、まっすぐにお釈迦様が悟りを開
いたという菩提樹を囲む、マハーボーディ寺院 (大菩提寺)に。

何を隠そう、ここが今回の旅行最大の目的地でした。多少仕事などに迷い
が出て、自分を見つめなおしたい、そんな気がしていたのです。聖者が悟
りを開いた地にあやかりたい、と思ったのかもしれません。

1時間半の幸せな瞑想

広い庭園の真ん中に、小さなお堂がありました。堂内に入ると、狭い室内
に金色の仏像が設置されており、その前の6畳分ほどの床で、オレンジ色
の袈裟を着た2人の僧侶が瞑想をしていました。
(仏教の聖地だけに世界中の仏教徒がここにはやってきます)

部屋に入ったとたん、ヒンヤリとする冷気を感じ、ほかとは違う雰囲気に
包まれました。思わず頭をたれ、手を合わせます。

多くの観光客はこのまま引き返すのですが、私はすぐに立ち去りがたく、
僧侶の横に並んで座禅を組み、静かに目を閉じました。

かつてここを訪れたころは、日本でも禅寺に通うなどしていましたが、そ
の後クリスチャンになったので、遠ざかっていました。ずいぶん久しぶり
の座禅と瞑想になりました。

何も考えないように努め、ひたすら背筋をまっすぐに保つ姿勢と、長く吐
いて短く吸う呼吸に意識を集中します。なるべく長く長く吐いて、胸の息
を吐ききって、一瞬で吸うのがコツです。初めはうまくできませんでした
が、30分も繰り返すうちにリズムができ、体が引き締まっていくのがわ
かりました。

途中多くの人が出入りする気配を感じましたが、そのうちそれも気になら
なくなりました。意識がどんどん遠くなり、眠っているような感覚に落ち
ていきます。

ふと気がつくと目の前にガイドが心配そうな顔をして、立っていました。
時計を見ると、すでに1時間半が経過していました。

ずいぶん長く座っていたようです。
心と体がすっきりしました。とても幸せなひとときでした。

「これで今回のインド旅行の目的は達した」
そんな満たされた気分になりました。

(つづく)

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