リミテッド株式会社:お問合せはこちら
TEL:03-6403-3122 / MAIL:info@limited1.jp

PR会社・リミテッドPR|HOME > メルマガ「PR教室」 > 社長日記 >

社長日記

代表の伊藤が、これまでメルマガ「広告の達人」の中で、好奇心のままに書き綴った、 時事問題・政治・IT・旅行・スポーツ・ビジネスなどのエッセーをまとめています。

テーマ:駅弁がない!満鉄の旅

歴史ある満州鉄道に乗る 


中国の東北地方へ旅行した経験を書いています。
瀋陽(旧奉天)駅から、特急列車で南へ一路、大連へ向かいました。約4
時間の旅です。

夜の旅行だったので、車内で食べる弁当でも買っておこう、と駅構内のお
店に立ち寄りました。

すると、売っているのは、菓子パンやカップめんなどばかりで、ご飯もの
がまったくありません。

あれれ?
おかしいな、と思って、あたりの他の店にも行きましたが、やはりなし。

近くにいた中国人に聞いたところ、
「中国の駅で、まっとうな食事は販売していない。
多くの人は、軽いパンやカップめんを買って、列車に乗り、車内で食べる。
きちんとした食事は、列車を下りてから」
といわれました。食堂車はないか、あっても、まずいそう。

なんと、中国には駅弁はなかったのでした!
(そもそも弁当というのが一般的ではないよう)

これまで中国各地を旅行してきたものの、飛行機や車ばかりで、列車の旅
は珍しかっただけに、初めて知りました。そういえば、ヨーロッパの列車
旅でも、食堂車はあっても、弁当を売っていなかったかも。

カップめんのお湯は、各車両に備え付け熱湯器があり、自由に汲めました。

車内の風景


かつては、この南満州鉄道をめぐって、ロシアと日本が戦争をし、その後、
張作霖爆殺事件・柳条湖事件など日中戦争に突き進む謀略事件が続きました。

そう思うと、歴史の重みをひしひしと感じてしまいました。

とはいえ、現代の列車は明るい車内で、若いカップルが楽しげに会話して
いたり、ビジネスマンが携帯電話にかじりついていたり。満席(1週間前
に申込みしないと予約がとれない)で、ガヤガヤと騒々しい平和な雰囲気。

特急なので、窓は密閉式で開けられず、4時間ノンストップ。かつての東
海道線の普通列車のように、4人がけのみで、イスは90度の直角。さす
がに、お尻と背中が痛くなります。

客車内は禁煙なのですが、デッキには灰皿があり、自由にタバコを吸えま
した。トイレはかつて日本でも主流だった、車外まき散らし型(タンクに
貯めるのでなく、そのまま高速で走りながら、線路に流し落としていく)。

車内放送などまったくなく、ウトウトするうちいつのまにか大連に到着し
ました。そういえば、さっき乗務員がゴミを集めてまわっていたっけ。
あれが終点に近づくサインだったのかな。


ヤマトホテルへ

大連駅について、さっそく近くの人民広場にあるヤマトホテルへ向かいます。

ここは、昭和初期、日本の南満州鉄道会社が経営していました。
中国進出への足がかりになった、いわば国策ホテルだったといえましょう。

多くの金持ち日本人が夜な夜な集っていたにちがいありません。

由緒あるホテルの雰囲気はいまだ変わらず、玄関ロビーは大理石の壁にお
おわれ、天井には豪華なシャンデリアが光り輝いていました。思わず、
「おおっ」と目を見開きました。階段も手すりが立派で幅広く、チャイナ
ドレス姿の女性が今にも下りてきそうです。

飾ってある絵や陶器なども素晴らしく、市内観光の名所だそうです。

こんなホテルに泊まるのも一興、と部屋をとります。
しかし、これはあまりよくなかった。

廊下がすでに薄暗く、なんだか消毒液の臭いが強くします。床は赤いじゅ
うたんを敷き詰め、一見りっぱなのですが、よく見ると、壁のはがれてい
る部分などが。。。

部屋に入ると、やはり窓が小さく、古ぼけた感じが否めません。木製の洋
服ダンスが置いてあり、開けるときキイキイと音を立てました。

三つ星ホテルだそうですが、格式があっても、全面改装をしていないので
実用的ではないですね。

「まあ、いいか」
と気楽に考えながら、ホテル内をブラブラ歩いてみると、喫茶・スナック
がありました。ここが今回の旅で一番面白い経験になるとは、そのとき思
っても見ませんでした。


(つづく)

« 旧満州路を行く | 一覧へ | 現地でみたベトナム経済のパワー »

これらの内容はメルマガと連動しています。
メルマガの登録はこちら。

3分でわかる!広告の達人
〜3分の1の予算で3倍の効果

日本経済新聞記者出身、マスコミの裏まで知り尽くしたコンサルタントが、知恵と汗と脳力(能力ではない)を使った、最小予算で最大効果をあげる広告・PRの手法を紹介します。発行部数10000部(まぐまぐ8000部+自社配信2000部) 経営者、広報・宣伝担当者の方、まだムダなお金を使っていませんか?

お名前 姓: 名:
メールアドレス
最新号サンプルはこちら]