リミテッド株式会社:お問合せはこちら
TEL:03-6403-3122 / MAIL:info@limited1.jp

PR会社・リミテッドPR|HOME > メルマガ「PR教室」 > PRキーマンとの出会い

PRキーマンとの出会い

弁護士の本音とその世界

漫画「弁護士のくず」

以前、漫画「クロサギ」が面白い、とのお話をしましたが、最近、もうひとつ凝っている漫画があります。

弁護士を主人公にした「弁護士のくず」(井浦秀夫、小学館)です。
こちらもTBSでドラマ化(主演:豊川悦司)されていたので、ご存知の方があるかもしれません。
(今年2月には、著作権侵害で訴訟を起こされ、話題になりました。現在係争中)

九頭(くず)という苗字!!の、ビートたけし似(笑)の弁護士が、
「弁護士は正義の味方じゃない!法律は人を罰するためじゃなく、救うためにある!」をモットーに事件に挑みます。

本音の弁護士とは?

この漫画の面白いのは、日本人的な建前でなく、誰もが心の底では思っているはずの「本音」で、ズバズバと切り込んでいくところです。

たとえば、
「金も払わずに助けてくれだと?」
「(少年事件は)ぜんぜん儲からない。ガキは純粋で大キライ」
などと平然といってのけます。

裁判を有利に導くためには、脅したり騙したり、利益相反、守秘義務違反もおかまいなし。偽善ならぬ、偽悪的な自分を装っている部分があります。

ただ、一方で、事件の本質や、隠された本音を見抜き、実際の事件報道などでありがちな、表面的な決めつけ・思い込みを一蹴してみせるのです。

私が読んで参考になったのは、
・直接の原告・被告だけでなく、周囲の関係者に広く深く調査をしている
・一面的な見方でなく、違う側面からも考えられないかを常に意識
・人間の心はそんなに単純なもんじゃない、という前提
などです。

一度だけでは「ふーん」と通り過ぎてしまうシーンも、繰り返し読むと、深い意味をもっていたりして、飽きません。

「クロサギ」と同じで、ノンフィクションで表現するにはストレートすぎますが、漫画という柔らかなオブラートに包むと受け入れやすくなります。メディアを選んでうまく使った例だと思います。

厳しい弁護士の世界

世の中一般では、「医者と弁護士」とよく並び称されるように、
「高い志と専門技術をもつ、社会的地位と収入の高い職業」とみなされています。

ただ、学生時代の友人たちをみたり、かつて警察関連を取材した経験からいえば、いわゆる<人権派>弁護士という人種はごく少数であり、まったく儲かりません。実際、年収200万円という弁護士もいます。

最近流行のM&A(企業の合併・買収)を手がければ、年収1億円を超えますが、社会的弱者(つまり貧乏)の救済や、国選弁護人(自費で弁護士を雇えない人に、国が費用負担して裁判用の弁護士をつける)、市役所や郵便局の無料法律相談などばかりしていては、年収500万円がいいところです。

医者になって病気に苦しむ人を助けたいから医学部に進学するのではなく、大学受験で医学部が一番難しいからという理由で、医師になる者が多いのと同様に、なにも志ある人ばかりが弁護士になっているわけではありません。
(そうでないと、<暴力団の顧問弁護士>はすごい矛盾ですよね>

人の常として、難しい司法試験を突破したからには、お金持ちになりたいと願うのはむしろ当然でしょう。そのためには、日本で一番お金をもっている<大企業>の顧問弁護士になる必要があります。

かといって、皆がおいしい仕事にありつけるわけでもなく、弁護士といえど、営業力が必須なのです。近年、弁護士事務所の合併が相次ぎ、独立するより雇われることを好む弁護士が多いのは、こうした背景があります。

これから裁判員制度が始まりますが、従来ベールに包まれていた弁護士など司法の世界が、マイナス面も含めて明らかになっていくでしょう。

「弁護士は依存するものでなく、あくまで使うもの」という現実に、多くの人が気づくはずです。


新NHKにこう売り込め!


« 私が会ったダライ・ラマ | 一覧へ | NHK:松平アナとの再会 »

これらの内容はメルマガと連動しています。
メルマガの登録はこちら。

3分でわかる!広告の達人
〜3分の1の予算で3倍の効果

日本経済新聞記者出身、マスコミの裏まで知り尽くしたコンサルタントが、知恵と汗と脳力(能力ではない)を使った、最小予算で最大効果をあげる広告・PRの手法を紹介します。発行部数10000部(まぐまぐ8000部+自社配信2000部) 経営者、広報・宣伝担当者の方、まだムダなお金を使っていませんか?

お名前 姓: 名:
メールアドレス
最新号サンプルはこちら]